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「TSとTGを支える人々の会催し(1999年1月23日)
「ホルモン療法・大質問会」(非公開)


         第53回「TSとTGを支える人々の会」催し・講演会             「 ホ ル モ ン 療 法 ・ 大 質 問 会 」    話し手:石原理さん、内島豊さん                     これまで、“灰色”だった性同一性障害者へのホルモン療法が、「公の医療」行 為として行なわれるようになって、約2年半になります。体への負担を抑え、作用 が最大限得られるようにするには、どの薬をどのぐらいの量、どのぐらいの頻度で 服用したらいいのかなど、当事者の間で、正しい医学的知識への関心は、かつてな いほど高まっているようです。  専門医の方々に、臨床体験や外国文献の紹介なども交えて、くわしくお話をうか がいましょう。  今回は、質問時間もたっぷり取る予定です。 ◆話し手の紹介◆ ★内島豊さん(うちじま・ゆたか)さん  1973年、東京医科歯科大学医学部卒業。埼玉医科大学泌尿器科講師、同大学 総合医療センター泌尿器科講師、助教授を経て、1995年、赤心堂病院泌尿器科 部長。同時に埼玉医科大学総合医療センター非常勤講師を兼務。泌尿器科指導医、 専門医。埼玉医科大学ジェンダークリニック委員会メンバー。埼玉泌尿器医会ST D研究会の運営委員。共著に『副腎・性腺疾患の臨床』(東海大学出版)、『前立 腺と睾丸』(医学書院)などがある。  専門分野/アンドロロジー(※)で、特に男子不妊症およびインポテンス。  所属学会/日本泌尿器科学会評議員、日本アンドロロジー学会評議員、日本不妊 学会評議員、日本癌治療学会、日本性感染症学会、日本超音波医学会、日本医療情 報学会、日本外科学会。 ※適当な訳語はないが、強いて日本語にすれば「男性(オス)学」。 ★石原理(いしはら・おさむ)さん  1954年生まれ。80年、群馬大学医学部卒業。東京大学医学部産婦人科助手 、埼玉医科大学総合医療センター産婦人科助手などを経て、89年〜91年に英国 ロンドン大学ハマースミス病院に留学。91年6月より、埼玉医科大学総合医療セ ンター産婦人科講師をつとめ、現在に至る。日本産婦人科学会認定医。東京大学医 学博士。生殖内分泌学、体外受精による不妊治療など、最先端医療研究の第一線で 活躍するとともに、現在、脚光を浴びている性および生殖に関わる技術・倫理問題 に果敢にチャレンジしている埼玉医科大学医療チームの中核的メンバーのひとり。 埼玉医科大学ジェンダークリニック委員会メンバー。著書に『生殖革命』(筑摩書 房)、共著書に『プリンシプル産婦人科学』(メディカルレビュー社)、『NOS とCOX遺伝子から臨床へ』(メディカルレビュー社)、 『産婦人科学書』など がある。  専門分野/産婦人科学、生殖内分泌学、不妊症治療学。  所属学会/日本産婦人科学会、日本内分泌学会、日本不妊学会、日本受精着床学 会、日本更年期医学会、日本生化学会、日本癌治療学会など。 【日時】1999年1月23日(土) 午後1:10〜4:30 【主催】「TSとTGを支える人々の会」  【協力】「FTM日本」 【会場】東京都内某所 【参加費】1000円(カンパ歓迎!) 【問合わせ・連絡先】  〒123−0845 東京都足立区足立西郵便局留 FTM日本気付  「TSとTGを支える人々の会」 【参加資格】   TS/TG/TV当事者の方。またはその家族、パートナー、支援者の方々。 ◆当日のお手伝いをして下さる方を募集しています。 ◆参加希望者の方で、知人から紹介された方は、電話で申し込み、紹介者の名前を 告げて下さい。またパソコン通信で知って申し込んだ方は、受付け番号を告げて下 さい。(参加者のプライバシーを守るためです。ご協力ください) ◆マスコミ関係者の参加、及び取材はお断わりします。写真&ビデオ撮影・録音厳 禁。 ◆遠方在住の方や、非公開でも出席できない方のために、本格的に報告集づくりの プロジェクトを始めます。集会のテープ起こしのボランティアを募集中です。パソ コンまたはMS−DOS対応のワープロ、カセットテープレコーダーをお持ちの方 で、比較的、時間に余裕のある方、ご協力をよろしくお願いします!作業には、慣 れない場合、1時間の講演に5〜10時間かかります。また、原則として、テープ起こ し希望の催しに、参加した方に限定させていただきます。


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